和室の寒さ、悩んでいませんか?
畳は断熱性が高いとよく言われますが、本当に効果があるのか、どうすればもっと暖かくできるのか、疑問に思っていませんか?
今回は、畳の断熱性について、そして和室を寒さから守るための具体的な方法を、DIYとリフォームの両面からご紹介します。
寒さ対策に役立つ情報がきっと見つかるはずです。
畳断熱のすべて
畳の断熱性が高い理由
畳の断熱性が高いのは、その構造と素材にあります。
一般的な畳は、い草の畳表、稲わらを圧縮した畳床、そして畳縁から構成されています。
い草と稲わらは、スポンジ状の構造で多くの空気を含むため、熱の伝導を妨げ、断熱効果を発揮します。
特に畳床の厚みは重要で、厚い畳床ほど断熱性が高くなります。
また、畳は調湿性にも優れており、湿度を調整することで、快適な温度を保つのに役立ちます。
畳の種類によって断熱効果に違いがあり、縁付き畳や縁なし畳は厚みがあるため断熱性に優れていますが、置き畳や化学畳は薄いため断熱効果は低くなります。
和室が寒い原因とは
和室が寒い原因は、いくつか考えられます。
・畳の下地の隙間から冷気が侵入する。
・コンセントやスイッチの隙間から冷気が侵入する。
・窓の断熱性が低い。
・壁や天井の隙間から冷気が侵入する。
これらの原因を解消することで、和室の寒さを軽減できます。
畳断熱を高める方法
断熱性を高めるには、いくつかの方法があります。
・畳の下に新聞紙を敷き詰める。
これは最も手軽な方法ですが、断熱効果は限定的です。
・断熱シートを敷く。
比較的安価で効果も期待できます。
畳を外し、断熱シートを敷き詰めて、畳を戻します。
・グラスウールやロックウールなどの断熱材を敷く。
より高い断熱効果が期待できますが、吸湿性には注意が必要です。
除湿シートなどを併用すると効果的です。
・床下の板を断熱効果のある板(例えばスタイロフォーム)に張り替える。
最も高価な方法ですが、最も高い断熱効果が期待できます。
リフォームによる畳断熱方法
リフォームでは、より本格的な断熱対策が可能です。
・内窓の設置。
窓からの冷気侵入を防ぎ、効果的に室温を保ちます。
・壁、床、天井への断熱材の充填。
最も効果的な方法ですが、費用と工期がかかります。
グラスウール、ロックウール、発泡ウレタンなどが使用されます。
・床下への断熱材の充填。
床下から断熱材を充填することで、床からの冷気を防ぎます。
畳断熱の効果的な選び方
畳断熱を行う場合、予算や手間、期待する効果などを考慮して最適な方法を選ぶことが重要です。
リフォームは費用と工期はかかりますが、より高い断熱効果が期待できます。
ご自身の状況に合った方法を選択しましょう。

快適な和室を実現するための断熱対策
窓の断熱対策
窓は、熱が逃げやすい場所です。
内窓の設置や断熱性の高いカーテンの使用などが有効です。
壁天井の断熱対策
壁や天井に断熱材を充填することで、室内の熱を逃がさず、快適な空間を保ちます。
床下断熱対策
床下から冷気が上がってくるのを防ぐために、床下に断熱材を充填するのも有効です。
断熱材の種類と特徴
グラスウール、ロックウール、スタイロフォーム、発泡ウレタンなど、様々な断熱材があります。
それぞれに特徴があるので、用途に合わせて選びましょう。
専門業者への依頼と注意点
より高い効果を求める場合は、専門業者に依頼することを検討しましょう。
業者選びには、実績や評判などをしっかり確認することが大切です。

まとめ
和室の断熱対策は、畳だけでなく、窓、壁、天井、床下など、あらゆる箇所を考慮することが重要です。
寒さ対策は、適切な断熱材の選択と施工がカギとなります。
手軽にできる方法から、専門業者に依頼する本格的なリフォームまで、様々な選択肢があります。
ご自身の状況や予算に合わせて、最適な方法を選び、快適な和室を実現しましょう。
和室の寒さでお困りの方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
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