山形県東根市のリノベーション&増改築リフォーム専門店「リノベスル夫くん」の社長の菅原と申します。
住宅業界においても、脱炭素社会に取り組まなければ、経営にも陰りが出てくる時代になりました。
当然、弊社でも、お客様にリノベーションをご提案する際には、省エネルギー住宅が大前提となります。
エネルギー消費を抑えて尚且つ、暑さ、寒さを我慢せず快適に暮らせる家は、高気密、高断熱な家です。
また、そのように建てられた家は、光熱費を抑えられるだけでなく、壁内結露の発生はありません。
湿気が壁内に侵入しなければ、柱が腐ることはありませんので、長期に渡り、維持管理をしっかりしていれば、100年でも住み続けることは可能です。
木造と聞くと、あまり長持ちしない印象を持たれている方も多いと思います。
ですが、世界最古の木造建築物、法隆寺はどうでしょうか?
なんと、約1300年の長い歴史をくぐり抜けています。
理由は、木材の強度です。
木材は伐採後の100~200年で少しずつ強度を増して、乾燥した状態だと1000年が経過するまで強度はそれほど変わりません。
この事実からすると、日本の住宅の平均寿命は26年である事実は、スクラップ&ビュルド産業そのものです!
日本の脱炭素の取り組みは、世界基準で周回遅れと言われている理由も納得できますね。
家を取り壊して新しく建てています。だから、日本の住宅寿命は短い!
20年越えると家の資産価値なく、ローンだけは残る!
残念ながら、住宅に投資した金額に見合った資産価値がないのが実態です。
日本では、住宅投資額の累計と住宅資産額の差は500兆円とも600兆円ともいわれています。
どこかに消えた500兆~600兆円!
アメリカでは、住宅の資産額が投資額を上回っているので古い家は価値のあるものです。
早く、日本もそうなってほしいですね
日本では、中古注宅市場の規模がかなり少なく、空き家が増え続けているは誰でも現実問題として受けてめてはおりますが・・・・・
空き家の総数は、この20年で、約1.5倍にも増えしまいました。
出展:国土交通省『不動産価格指数(令和4年10月・令和4年第3四半期分)令和5年1月31日公表』
人口減少も大きな要因ですが、それに加え、新築住宅を建てすぎているので尚更,空き屋は増えるばかりです。戦後の住宅不足は昭和43年時点ですでに解消しており、それ以来、新築物件の供給過剰状態が続いて、今日まで至っています。
空き家の問題は深刻です。
ちょっと蛇足しますが、実家の家をどうするか親が元気なうちに早めに決めて対策を取らないと、問題は後々膨らみます。詳しくはこちらをご覧ください。
https://eclat.hpplus.jp/article/104187
本題に移りますが、有り余る中古住宅市場の有効活用は弊社が得意とするフルリノベーションです。
そこで、大事なポイントは、日本の住宅性能基準がG7 で最下位、低すぎますのでリノベーションの際には、是非とも住宅性能の向上のリノベーションをすることです。
例えば、浴室のリノベーションの場合は、ただ単に、ユニットバスの交換工事だけでなく、
浴室の床下断熱、気密施工もすれば、お湯は冷めにくく光熱費もその分抑制できますし、冬場の温度差も緩和され寒さを感じず、快適になります。
ヒートショックで亡くなる人の数は交通事故で亡くなる人の数の4倍と言いう現実を踏まえれば、脱衣場のヒートショック対策工事は必須だと思います。
リノベーションの際には、性能向上もセットでお考えいただければと思います。
今年は、脱酸素社会にむけて、住宅性能を向上させるリフォームには、手厚い補助金がありますので、ぜひ積極的に活用して性能向上のリノベーションをしていただければと思います。
https://jutaku-shoene2023.mlit.go.jp/about/
また、これから、新築でなく中古物件をリフォームして高性能住宅にしたいと考えているお客様にたいしまして、ご希望であれば、中古物件の視察も同行させて頂き、不動産業社ではく、家のお医者さんとしての立場で、助言させて頂きます。
お問い合わせ
【🔰まずは資料請求はこちら】
⇒https://renovation-suruokun.jp/wp/document/
【リノベーション施工事例はこちら】
⇒https://renovation-suruokun.jp/wp/construction/
【最新リノベーションイベントはこちら】