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日本の家の「断熱性能基準」は世界最低!|山形県東根市のリノベーション&増改築リフォーム専門店

東根市のリノベーション・リフォーム専門店の代表取締役の菅原と申します。

急騰している電気、ガス、灯油、ガソリン代に大方の人は不安を感じているとか思います。更に、東北電力は、2023年4月より33%の値上げを発表!

今年の夏のエアコン代はどうなるの?と不安も増大しますね。

結論から先に、申し上げますと、長期的に見れば住宅性能を向上させれば、その不安は解消され、エネルギーを余り消費しなくとも快適に暮らすことが出来ます。

では、今の日本の住宅の現状はどうでしょうか?

ズバリ、その答えは、20年以上前の基準も満たしていない!! 

「G7の中で、住宅における断熱性能が義務化されていないのは日本だけで、アジアでも、中国や韓国では義務化されているのです。」

日本はかなり遅れていています。現在の住宅業界では1999年に決められた基準(断熱等級4)を未だに、『次世代省エネ基準』として掲げているだけです。

しかも、義務ではありません。例え、この基準をクリアしたとしても、最も基準が厳しいドイツと比べると、床面積100㎡の家で年間に使用される灯油タンクの量が約7倍も違います。

さらに驚きなのは、日本の既存住宅の大半がこの基準さえもクリアできていません!既存住宅において、「次世代省エネ基準」を満たしているのは1割強程度。

なんと全体の7割弱は1980年に設けられた旧基準(断熱等級2)、ないし無断熱で造られています。

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だから日本の家のほとんどは諸外国と比べ寒いのが当たり前です。イギリスなどでは、部屋が18℃未満になると法律違反で貸せなくなります。家としては18℃を下回るワケにはいかない。でも、暖房器具で調整するのはガス・電気代がかかる。

そうなると、ちゃんと家全体を断熱化するのが当然です。高断熱化+高気密化の住宅では、光熱費も抑えられます。

高断熱化+高気密化の住宅は札幌市でもソーラパネルで創エネすれば、光熱費は半分になります。

日本の家の「断熱性能基準」は世界最低!これが現実でした。

しかし、

昨年、2022年の秋に、やっと、やっと、23年ぶりに段熱性能等級5、6、7が晴れて追加されました!!

2025年に義務化される断熱等級4とは:

外気温が0℃の冬の夜に、20℃の部屋で暖房器具を切って寝ても、朝の時点で8℃にしかなりません。

2030年に義務化される断熱等級5とは:

断熱等級4と同じ条件下で、朝の時点で13℃までしか下がりません。

断熱等級6(HEAT20G2)とは:

断熱等級4と同じ条件下で、16℃までしか下がりません。

WHOでは、様々な健康リスクを避けるために冬季の最低室温18度以上を強く勧告しております。

これからの最低ラインは断熱等級5になります。長期優良化住宅化でも最低ラインが等級5になります。

長々と書いておりますが、簡単に言えば、一番とお金がかからない、冷暖房機器は、家を魔法瓶に例えると、魔法瓶の性能を上げることです。

それは、

リノベーションの際には家の断熱性能を加味した性能向上リノベをすることです

世界的に脱酸素社会への転換の流れが最近顕著で、国の方針としても、炭素排出量が35%である住宅のリフォーム、新築には手厚く補助金を出す流れになりました。

住宅省エネ2023キャンペーンはこちらです。

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快適にエコな家のリフォームの事なら、東根市のリノベーション・リフォーム専門店「リノベスル夫くん」にお任せください。

”建て替えの半額で、新築以上の性能見た目に”をコンセプトに、耐震断熱収納2倍のリノベーションを行っております。

性能向上のリフォーム・間取りの自由変更・実家二世帯化・増築/減築・バリアフリーリフォームなども承っております。

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