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先進的窓リノベ2024事業の受け付けはもう始まっている?対象の工事と申請の流れ

「家の快適性と環境への配慮、両方を叶えたいけど、費用が…」

そう思っている方は、補助金を活用して、窓をリフォームしませんか。
夏場は窓から70%熱流入、冬場50%の熱流出!
省エネの第一歩は、高性能窓にすることです。
詳しくは http://renovation-suruokun.jp/blog/blog-1000/をご覧下さい。

2024年度の先進的窓リノベ事業では、窓のリフォームにかかる費用の一部を補助してもらえます。
一部と言いましてもかなり補助率の高い補助金です。
高性能窓で約50%ほどの補助率です。
この記事では、この事業の具体的な申請方法と対象工事の詳細、そして申請前に知っておくべき重要なポイントについて解説していきます。

□先進的窓リノベ2024事業の対象期間とリフォーム内容

2024年度の先進的窓リノベ事業は、補助金予算の上限に達し次第、早期に締め切られる可能性があります。
窓リフォームを考えている方は、早めの行動が大切です。

1: 申請開始時期と工事対象期間

2024年度の先進的窓リノベ事業の申請は、3月中下旬以降からスタートしております。

ただし、対象となる工事期間は、2023年11月2日から2024年12月31日までと、申請開始前に工事着手することも可能です。

2: 対象のリフォーム工事

先進的窓リノベ2024事業の対象となる窓リフォームは、大きく4種類あります。

それぞれ工事内容や断熱性能が異なるため、特徴を理解した上で、ご自宅に最適なリフォームを選んでください。

・ 窓ガラス交換

既存のサッシはそのままで、ペアガラスやトリプルガラスなど断熱性の高いガラスに交換する工事です。
マンションや戸建て住宅どちらにも適しており、工期が短く、比較的リーズナブルな価格で、窓の断熱性能を向上できます。

・ 内窓設置

既存の窓の内側に、もう一つ窓を取り付ける工事です。
すでに内窓が付いている場合は、新しいものに交換するリフォームも対象となります。

内窓は、空気層が厚いため断熱性能が高く、マンションや戸建て住宅どちらにも適しています。
工場で作成した内窓を取り付けるため、工期も比較的短めです。
ただし、窓を開け閉めする動作が2回になるため、わずらわしさを感じる場合もあるかもしれません。

・ 外窓交換

既存の窓を新しいものに丸ごと交換する工事です。

工事方法によって、カバー工法とはつり工法の2種類があります。

カバー工法は、既存の枠の上から新しい窓枠を被せる方法で、外壁を壊さずに交換できます。
補修費用を抑えられますが、窓の内法が若干狭くなるのがデメリットです。

はつり工法は、既存の窓を枠ごと撤去して、新しい窓に交換する方法です。

外壁を壊すため補修が必要ですが、枠ごと断熱性能を高められます。

・ ドア交換

窓リフォームと同時申請を条件として、玄関や勝手口などのドア交換も補助対象となります。

断熱性能が高いドアに交換することで、住まい全体の省エネ性能が向上します。

ドア交換も、外窓交換と同じようにカバー工法と はつり工法の2種類があります。
ご自宅の状況に合わせて適切な方法を選択しましょう。

□先進的窓リノベ2024事業の申請から交付までの流れ

先進的窓リノベ2024事業の補助金を活用するには、いくつかの手順を踏む必要があります。

1: 事業者登録

まずは、リフォーム工事会社が事務局にて「窓リノベ事業者」として登録する必要があります。

この手続きが完了していない場合は、補助金を利用できません。

希望の施工会社が「窓リノベ事業者」として登録されているかどうか、事前に確認するようにしましょう。

2: 工事請負契約

次に、工事請負契約を行います。

これは、発注者である家主が、工事施工業者に対して工事を発注し、施工会社が受注する契約です。

工事内容や費用、工期などを明確に記載した契約書を締結しましょう。

3: 工事着手

工事請負契約が締結されたら、実際の工事に着手します。
工事に掛かる期間は、工事業者や工事内容によって異なります。

事前に工期を確認しておきましょう。

また、工事着手前に完成イメージを施工会社と確認し、イメージとの相違がないか注意しましょう。

4: 予約申請

予約申請は、工事完了後に補助金の申請を行うのではなく、着工後に事前に予約しておくものです。

この手続きは、発注者ではなく、施工会社が行います。

補助金には予算上限があり、尽きてしまうと申請できても補助金が受けられない場合があるので、着工後すぐに予約申請をしておくことをおすすめします。

5: 工事完了

工事が完了したら、依頼した工事内容に間違いがないか、不具合がないかなどを確認しましょう。

6: 交付申請

工事が完了したら、補助金の交付申請を行います。
こちらの申請も施工会社が行います。

□まとめ

先進的窓リノベ2024事業は、補助金予算の上限に達し次第、早期に締め切られる可能性があります。
窓リフォームを検討している方は、早めの行動が大切です。

事前に情報を収集し、スムーズに手続きを進められるように準備しておきましょう。
補助金を利用して、快適で省エネな住まいを実現しましょう。