一戸建て住宅に住んでいて、冬場に寒さを感じている方はいませんか。
暖房を付けてもなかなか部屋が暖まらず、寒さ対策に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、一戸建て住宅が寒い理由を解説し、手軽にできる対策からリフォームまで、具体的な対策方法を紹介します。
□家の寒さ対策！一戸建てが寒い理由を解説
マンションと比較して、一戸建て住宅はなぜ寒いのでしょうか？
その理由は、主に以下の3つが考えられます。
1:外気に接する面積が大きい
一戸建て住宅は、マンションと比べて外気に接する面積が大きいです。
例えば、一戸建て住宅はマンションより部屋数が多い傾向にあり、窓の数もその分増えます。
玄関を開ければすぐに外気に触れられる構造であるため、暖かい空気が外に逃げやすく、冷気が入り込みやすいのです。
2:暖房効率が悪い間取り
注文住宅では、間取りを自由に設計できます。
しかし、吹き抜けやリビング階段、2階リビングなどの間取りは、暖房効率が悪くなってしまう可能性があります。
1階にあるリビングで暖房を付けても、暖かい空気は階段などを伝い上昇してしまうため、リビングはなかなか暖まらないのです。
3:気密性が低い木造住宅が今まで多かったこと
一般的にマンションは鉄筋コンクリート造、一戸建て住宅は木造であることが多いでしょう。
兼好法師が書かれた徒然草で「家の作りようは夏を旨とすべし」というフレーズがあります。
「日本の家屋は、夏の暑さ対策を基本に作ることが基本である」これが日本の木造建築の原点です。
つまり風通しのいい家なので気密など関係はなかったのです。
時代の変化で風通しだけで涼しい家をつくることはもはや困難です。
木造建築も最近では、高気密、高断熱、省エネ住宅が主流になりつつあります。
□寒さ対策！手軽にできる方法からリフォームまで
一戸建て住宅の寒さ対策には、様々な方法があります。
ここでは、手軽にできる対策から、根本的な解決策となるリフォームまで、具体的な方法を紹介します。
1:窓際対策
窓ガラスは、熱を伝えやすい素材です。
窓際からの冷気を遮断するために、以下の対策を行うことをおすすめします。
・断熱カーテンやブラインドの設置
・窓ガラスに断熱シートを貼る
・窓枠に隙間テープを貼る
2:暖房器具の活用
暖房器具を効果的に使うことで、部屋全体を暖めることができます。
・エアコンと併用して、暖房効率を高める
・床暖房や電気ストーブなど、部屋全体を暖めることができる暖房器具を活用する
3:隙間風対策
窓やドアの隙間から冷気が入り込むのを防ぐことが重要です。
・隙間テープやパッキンで隙間を塞ぐ
・ドアの隙間を塞ぐ風除けを設置する
4:断熱リフォーム
より効果的に寒さ対策を行いたい場合は、断熱リフォームを検討しましょう。
断熱リフォームには、以下の方法があります。
・ガラス・サッシの交換
・壁・屋根の断熱リフォーム
・床下の断熱リフォーム
これらのリフォームを行うことで、冬でも快適に過ごせるようになるでしょう。
□まとめ
一戸建て住宅の寒さ対策は、手軽にできる方法からリフォームまで、様々な方法があります。
まずは、窓際対策や暖房器具の活用など、手軽にできる方法を試してみましょう。
それでも寒さが気になる場合は、断熱リフォームを検討することをおすすめします。
適切な対策を行うことで、冬でも快適な住空間を実現できます。
ゼヒトモ内でのプロフィール: 有限会社菅原工務店, ゼヒトモの断熱工事・断熱リフォームサービス, 仕事をお願いしたい依頼者と様々な「プロ」をつなぐサービス
