寒い脱衣所は、快適な生活の妨げになるだけでなく、健康面にも悪影響を及ぼす可能性があります。
本記事では、脱衣所の寒さ対策について解説していきます。
□脱衣所が寒い理由とは?
脱衣所が寒い原因は、いくつか考えられます。
1: 日当たりが悪いため
脱衣所は、リビングや寝室と比べて日当たりが悪い場所に配置されることが多いです。
冬場は日差しがほとんど届かないため、室温が低くなってしまいます。
2: 換気扇が稼働しているため
脱衣所は湿気がこもりやすい場所なので、換気扇を使用することが多いです。
換気扇は室内の空気を外に排出するため、暖まった空気も一緒に逃げてしまい、室温が下がります。
3: 断熱対策が不十分なため
脱衣所の断熱対策が不十分な場合、室内の暖気が外に逃げてしまい、冷気が侵入しやすくなります。
特に、床下や窓の断熱対策が不足していると、室温が下がりやすくなります。
4: 寒色系の内装が視覚的に寒さを感じやすくしている
脱衣所は、清潔感のある白や水色などの寒色系の色が使われることが多いです。
寒色系の色は、視覚的に冷たく感じさせるため、実際に寒さを感じやすくなってしまいます。
□脱衣所の寒さ対策をしないとどうなる?
脱衣所の寒さ対策を怠ると、健康面や生活面に様々な悪影響が出ます。
ここでは「ヒートショック」「冷え性」「風呂・洗面・トイレに行きづらい」の三つについて解説していきます。
1: ヒートショック
脱衣所が寒いと、暖かい浴室から出た際に急激な温度差によって血管が収縮し、血圧が上昇する「ヒートショック」のリスクが高まります。
ヒートショックは、心臓発作や脳卒中などの重大な健康被害を引き起こす可能性がありますので注意が必要です。
特に冬場は、あまりにも、居室、廊下、トイレ、浴室、脱衣場などで温度差があるとヒートショックの危険性が高まります。
住環境は大切です。
住環境と健康について以前のブログもございますのでこちらもご覧下さい。http://renovation-suruokun.jp/blog/blog-952/
2: 冷え性
脱衣所が寒いと、手足の末端が冷えやすくなり、冷え性になる原因となります。
冷え性は、血行不良を引き起こし、身体の様々な不調につながります。
3: 風呂・洗面・トイレに行きづらい
脱衣所が寒いと、お風呂に入ったり、洗面台を使うのが億劫になってしまいます。
特に冬場は、暖房器具を使わないと、脱衣所に入ること自体が苦痛に感じる人もいるでしょう。
□まとめ
脱衣所の寒さは、日当たり、換気扇、断熱、内装など様々な要因が考えられます。
寒さ対策をしないと、ヒートショックや冷え性といった健康問題だけでなく、生活の質も低下する可能性があります。
快適な生活を送るためには、脱衣所の寒さ対策をしっかりと行うことが大切です。
現実問題として、住環境の側面では、日本の住宅は低レベルです。海外から比べますと、既に周回遅れです。
WHO(世界保健機構)は{住宅と健康ガイドライン}で摂氏18度以上にすることを強く勧告しており、
イギリスの健康省、イングランド公衆衛生庁「イングランド防寒計画」では、室温が18℃未満では血圧上昇や循環器系疾患に影響し、16℃未満では呼吸器系疾患に影響する恐れありと述べております。
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