山形県東根市のリノベーション＆増改築リフォーム専門店「リノベスル夫くん」の社長の菅原と申します。
リフォームに関する本で、最近読んで、「なるほどいいな！」と思った本がありましたので、紹介させていただきます。
題名 「人生を変える住まいと健康のリノベーション」
副題として 人生100年時代の幸福戦略 出版社： 新建新聞社
“リフォームしようかな？”と考えている方々には、とても参考になる本ですので、ぜひ
読んで頂きたい本です。
リフォームの際の技術的内容より、より人生100年時代に向けて健康、快適そして光熱費を抑えられる家づくりとは？ どの様なものなのか分かりやすく書いてあります。
特に、“住宅”と“そこに住んでいる住人”の健康という側面、
この内容を科学的見地からしっかりと書かれています。
家は建て方次第、リフォーム次第で住人の健康状態に様々な影響を与えますので、
ぜひ、人生100年時代の幸福戦略として、新築なり、リフォームを計画していただければと思います。
室温による健康被害の研究が進んでいる英国では推奨温度21度、許容温度18度ですが、
日本の場合は、どうでしょうか？
英国では要件を満たしていないアパートの所有者に対し強制的に断熱改修をさせるなど、公的健康支援策がなされます。
断熱改修などの、住宅の高性能化は、脱炭素社会に向けた取り組みで表現される場合が多いのですが、私たちの健康状態にも直結していることなのです。
日本で、ヒートショックで亡くなる人は、毎年交通事故で亡くなる人の4倍以上です。
＊ヒートショック：風呂やトイレでの急激な温度差による血圧の急激な変動は、生死にかかわります。
この本の著者の調査によりますと、冬場の脱衣所の室温が2度高くなると健康寿命が4歳のびることが確認されています。
呂場を改修する場合は、ユニットバスの交換だけでなく、近くにトイレがある場合には、トイレ、脱衣所、浴室を一つのゾーンとしてバリアフリー化、間取り変更（使いやすさを考慮）、ゾーン断熱の工事をセットとして特に、お勧めいたします。
これで、最低限、トイレ、脱衣所でのヒートショックのリスクは軽減できます。
東根市のリノベーション・リフォーム専門店「リノベスル夫くん」。
”建て替えの半額で、新築以上の性能見た目に”をコンセプトに、耐震断熱収納２倍のリノベーションを行っております。
性能向上のリフォーム・間取りの自由変更・実家二世帯化・増築/減築・バリアフリーリフォームなども承っております。
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